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2025.06.18

リスキリングで広がる未来:データ活用がもたらす仕事の変革

はじめに

近年、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「データ活用」「データドリブン」といった言葉を耳にする機会が増えてきました。高校では「情報」が必修科目となり、小学生のうちからデータの見方を学ぶようになるなど、データリテラシーの重要性がますます高まっています。

仕事のこと

私自身、数年前からデータ活用を担当するようになり、日々データ分析に取り組んでいます。
データの力は非常に大きく、可視化や分析を通じてさまざまなことが明確になることで、「仕事の進め方が変わった」といった声を多くいただいています。日々その効果を実感しながら、データの重要性を強く感じ、責任を持って業務に取り組んでいます。

データ活用の担当になる前は、システムエンジニア(SE)として業務に携わっており、当初はデータ分析に関する知識や経験はほとんどありませんでした。そのため、担当になってからは必要な知識や技術を一から学び、実務を通じて身につけてきました。

現在は、BIツールの使い方をはじめ、SQL、Python、統計学、AIなど、幅広い分野にわたってリスキリングを行っています。

オープンデータバトルへの参加

昨年はリスキリングの一環として、JTUG(Japan Tableau User Group)主催の「オープンデータバトル 」というハッカソンに参加しました。 ※Tableau:BIツールの一つでデータの可視化に特化しています。

このイベントは、オープンデータを活用して地域の魅力をプレゼンテーションし、「どうすればその地域に人を呼び込めるか」を競うハッカソン形式のコンテストです。
同じグループ会社の方とキックオフイベントで出会い、意気投合してチームを結成し、参加することになりました。

私たちのチームは、長野県が「健康長寿日本一」であることに着目し、その理由をデータから探ることにしました。 数多くあるオープンデータを可視化し、そこから何が読み取れるのかを丁寧に分析していきました。

分析結果をどのように分かりやすく伝えるかも工夫し、複数のTableauダッシュボードを動画にまとめて一つのストーリーとして表現しました。 その結果、予選を見事に通過し、決勝進出を果たすことができました。

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決勝は、東京・Salesforceタワーでのリアルプレゼンテーション。 予選での分析結果にさらに深掘りした内容を加え、プレゼンを再構成して臨みました。[作品]




そして結果は――優勝。

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チームでの努力が実を結び、大きな達成感を得ることができました。 オープンデータバトルへの参加を通じて、地元の魅力を改めて再認識するとともに、データを可視化することの重要性とその威力を強く実感しました。

今年もオープンデータバトルは開催予定とのことです。
データ分析や可視化力を上げたい方は、ぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか?